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2016/01/16

今話題の「腸内フローラ」とは?

こんにちは。院長の舟木です。

今回は今、巷で話題の「腸内フローラ」について解説させていただきます。

腸の中には多数の細菌が存在していますが、さて皆さん、その種類や個数はどのぐらいだと思いますか?

答えは、数百種類、数にして100兆個以上!!!と言われています。

これらの様々な細菌が集まって集落のようになっていて、それを「腸内フローラ」といいます。

「腸内フローラ」は人間の体に影響を及ぼす様々な物質を出していて、体に有益な物質もあれば有害な物質もあります。

それでは、有益な物質について、いくつかご説明いたします。

①エクオール:これは大豆に含まれるイソフラボンが腸内細菌によって変化してできる物質です。エクオールはコラーゲンを増やす作用があり、結果肌の弾力が増してシワが出来にくくなります。納豆や豆腐・豆乳が体に良いと昔から言われていますが、こういったメカニズムがある訳です。

②短鎖脂肪酸:これはバクテロイデスという腸内細菌が分泌する物質で、筋肉に作用して脂肪を燃やす作用があります。バクテロイデスの保有量は人によって差があるため、太りやすい・太りにくい体質というものの原因の一つになっていると思われます。

では、こういった体にとって有益な細菌を増やすにはどうすればいいのでしょうか?

それは、乳酸菌と食物繊維(野菜)を摂取するに尽きます。

とくに野菜を食べると排便障害(便秘・下痢)が改善したり、大腸がんのリスクが下がることが分かっておりますが、それは一部に「腸内フローラ」が関係していたんですね。

最近、便秘になったり下痢になったり、排便の調子の悪い方は、大腸内視鏡検査による大腸の病気のチェックと食事を含めた日々の生活習慣を見直してみられてはいかがでしょうか?

監修・文責 日本消化器病学会 専門医 舟木 準

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