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新たに導入しました、Qスイッチ付ルビーレーザー のご紹介です。

2020年12月10日更新しました

こんにちは。

月曜日の午前、木曜日の午後の皮膚科外来担当の形成外科専門医三宅です。

以前からあります炭酸ガスレーザーに加えて,Qスイッチ付ルビーレーザーを導入しました。

目次

Qスイッチ付ルビーレーザーとは?

Qスイッチ付ルビーレーザーは特にシミ治療に対して最も優れた機器です。

当院ではJ-mecZ1というQスイッチルビーレーザーを使用しシミ治療を行っております。

《Qスイッチ付ルビーレーザーの治療費は?》

自費治療となりますので,治療費用は5mmまで5000円で、それより大きくなるごとに1mm当たり+500円で計算します。例えば1cm大のシミの場合は7500円となります。

わかりやすい自費レーザー治療の値段表はこちら→ 自費レーザー値段表

その他にも、保険適応となる病気もあります。

以下にこのレーザーで治療可能な病気を挙げて説明します。

① シミ(老人性色素斑)

老人性色素斑(シミ)

老人性色素斑(シミ)

年齢とともに現れる,顔面,手背に生じる円形のシミで紫外線が当たることによりメラニン細胞が活性化されメラニンを過剰に作ることが原因で生じます。治療はQスイッチルビーレーザーによりメラニンを過剰に持つ表皮細胞やメラニン細胞を破壊することで,確実にシミを取ることができます。

治療は,治療前にお化粧を落としていただき,しっかりと冷却した後治療を行います。治療後もしっかり冷却していただき、10日間肌色のテープを貼って頂くことが必要です。かさぶたの下で新しい皮膚が再生し、10日後テープ取る際にかさぶたが脱落します。ピンク色の新しい皮膚ができておりますが、洗顔、メイク落としでこすると色素沈着が生じることがあります。これは約半年ほどで時間とともに消えていきます。

 

② ADM(後天性メラノサイトーシス,両側性遅発性太田母斑様色素斑)

老人性色素班と異なり,比較的若い頃から両頬を中心にグレーから青みを帯びたぼんやりしたシミです。治療方法は,肝斑などを併発していることも多く,内服治療により肝斑を治療した後Qスイッチレーザーにより除去します。

上記①②の治療に関しましては自費診療となります。

以下は保険診療での治療が可能な疾患となります。

 

③ 異所性蒙古斑

異所性蒙古斑

異所性蒙古斑

蒙古斑は生後しばらくしてお尻や背中に青いあざが見られる自然と消失するものですが、通常の場所以外にできたものを異所性蒙古斑といいます。年齢、色の濃さを考慮し治療を行うか検討します。

 

④ 扁平母斑

茶色のあざで、体のさまざまな部位でみられます。レーザー治療の効果に個人差がでやすいため、まず試験照射を行い,レーザー治療での効果を診てから治療を行います。

以上、新しく導入しましたQスイッチ付ルビーレーザーのご紹介でした。

治療をご希望の方は月曜日の午前か木曜日の午後に来院下さい。

また、当院には炭酸ガス(CO2)レーザーも導入しております。

詳細は文字をクリックしてください。↑↑

監修・文責:日本形成外科学会専門医 医師 三宅省吾

 

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