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2020/08/17

食道癌を早く見つける内視鏡技術について

こんにちは。院長の舟木です。

当院では、日々内視鏡検査を行っておりますが、早期の食道癌が見つかり近隣の病院で内視鏡治療で根治まで到達できているケースがあります。

食道がんは特殊な光を当てると早期発見し易くなります

食道癌は外科手術となるとかなり大きな手術となり身体への負担は大きくなります。よって、早期に発見し内視鏡で根治できるに超したことはありません。早期の食道癌はほとんど症状がありませんので内視鏡検査で偶然発見されることがほとんどです。

逆に言いますと、食べ物がつっかえるなどの症状が出てからでは食道がんは進行している事が多く根治は難しくなります。

そういった早期の食道癌を見つけるのは、我々内視鏡専門医でも困難な事がありますが、医療機器の進歩により発見率が向上してきています。

その進歩の一つとしまして、当院が採用しております、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光法)という技術があります。

実際に画像を見ていただきましょう。

通常光観察

NBI観察

 

 

 

 

 

通常光観察ですと、少し赤い部分として病変が見えますがかなりわかりにくいですよね。

NBI観察ですと病変が茶色く変色しており見つけやすくなっているのがお解りでしょうか?

当院では挿入時は通常光観察、抜去時はNBI観察と往復で食道を観察しています。往復で異なる光を用いて観察することで早期食道がんの診断がし易くなります。

アルコール摂取が多く、顔が赤くなり易い方は食道癌のリスクが高いと言われていますので、定期的な内視鏡検査をお勧めいたします。

別記事

「お酒で顔が赤くなる」は食道癌のリスク?

もご参照ください。

監修・文責 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 舟木 準

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