睡眠障害・うつ・不安障害・適応障害・自律神経失調症・検査をしたけど異常なしと言われた原因不明の身体症状に対し投薬治療を行います。
身体症状は①各臓器に異常が認められるケースと、②各臓器に異常がなく精神的な事が原因で出現するケースとがあります。心療内科では②のケースに対応します。
当院でも胃カメラ検査を行っておりますが、胃カメラで異常が無くとてもきれいな胃をされている方が、胃もたれ、胃痛、むかつきを訴えられる事はまれではありません。一般的な内科や消化器内科では上記の症状に対し胃薬を投与することが多いですが、精神的な事が原因の胃の症状であれば効果に乏しいことが少なくありません。こういう時に、一歩突っ込んで、睡眠は足りているか?食欲は落ちていないか?なにかストレスを抱えていらっしゃらないか?お話をお伺いすることで胃薬以外の治療が必要かどうか判断します。
心療内科と精神科はいずれも「こころが原因の病」の治療を行いますが、 精神科は現れる症状が精神面に関わる症状(例えば、不安、イライラ、気分の落ち込み、いなくなってしまいたいぐらい辛い気持ちetc)であり、心療内科は現れる症状が身体の不調(例えば、胃もたれ、動悸、下痢、のどにピンポン玉が挟まっている感じがするetc)であるところが大きな違いとなります。
当院の担当医は内科医ですので、以下に該当される方は最初から精神科専門医の受診をお勧めしております。当院に来院されましても、精神科をご紹介することしか出来ません。予めご了承下さい。
なお、当院ではカウンセリングは行っておりません。患者様の状態に応じて、近隣の精神科専門医(タニムラ医院、京都桂病院精神科)との連携を行っております。